稲敷市には農作物の特産品がいっぱいです。農林水産物や食品を国が地域ブランドとして保護する「地理的表示保護制度(GI)」に登録された「江戸崎かぼちゃ」や、白い肌と柔らかな食感、ほのかな甘味が特徴の「浮島れんこん」などがあります。その他、マッシュルーム部会のつくるジャンボマッシュルームも取り扱っています。
フルーツといえば横田さんの育てる「ブルーベリー」は収穫から選別、パック詰め、全ての作業が手作業で丁寧に行われています。根本さんの「フルーツトマト」は化学肥料や農薬をメーカー指定使用量の25%以下に抑え、使用する水も清らかな活性水とこだわっています。トマト本来の濃厚な味と香りに、きっと驚くはずです。
江戸崎かぼちゃ
江戸崎かぼちゃは、昭和57年に茨城県で第2号となる県銘柄産地に指定され、全ての商品について品質検査を徹底して行っています。堆肥を活用した土や統一した肥料を使い、通常のかぼちゃよりも10日程長く、着果後55日以上の完熟した状態で収穫しているため、ほくほくした甘みが特徴です。これらの厳しい基準や高い品質が評価されGI登録に至りました。
浮島れんこん
浮島れんこんは息を吹きかけるとふわっと舞い上がるほど粒子が細かな浮島ならではの砂壌土が作りだしています。本来砂地は栽培に適しませんが、地域にあった優良品種の選抜と部員による長年の土壌改良の努力により、市場評価の高い品質を維持できるようになりました。
平成4年には茨城県銘柄推進産地を取得し、より一層の産地評価の向上に取り組んでいます。