茨城県南部に位置する霞ケ浦と利根川に囲まれた水源豊かな穀倉地帯で、関東一の米生産量を誇る茨城県の中でも屈指の米どころです。
よく作られている品種として、コシヒカリやあきたこまちはもちろんのこと、実は「ミルキークイーンの発祥の地が稲敷市」ということで市内生産農家が自身をもって生産しております。
コシヒカリ
言わずと知れたお米の王様コシヒカリ。
コシヒカリの魅力は何といっても甘みともっちりとした粘り。炊きあがりのつやと香りが良く、うま味も強いので、そのままでもおいしくいただけます。
料理では、あっさりとした和食との相性は抜群。素朴なお漬物などと一緒に食べるだけでも、コシヒカリ本来のおいしさを充分に味わうことができます。
あきたこまち
やや小粒でころんとした粒感のお米です。豊かな土壌を連想させる香ばしい香りがあり、粘りはやや少なく、すっきりとした後味を楽しむことができます。
お魚など繊細な味わいを引き立てるため和食との相性がよく、香ばしい香りがしっかりとあるため玄米好きの方にも好まれるお米です。粒感がありながらも、粘りがすくなく、丼ものやお茶漬けとの相性もとても良いお米です。
ミルキークイーン
農林水産省がスーパーライス計画※の一環でコシヒカリを更に改良して生まれた低アミロース米。
甘みともち米のようなモチモチした食感で、市場からも高い評価と需要を持つミルキークイーン。
アミロース含有量を12%前後に抑えた低アミロース米で、食感が柔らかく『味・粘り・つや』と三拍子揃ったおいしいお米です。冷えても硬くならない特性を持つため、冷蔵米飯や弁当、おにぎりなどは勿論、パサつき易い炊き込みご飯にも適します。 柔らかく炊き上がりやすいので、炊飯時は水の量を通常より一割程度減らして炊くことを推奨します。
※スーパーライス計画とは、平成元年より始まって平成6年まで行われた計画です。
スーパーライス計画以前になかった病気に強く栽培しやすく美味しいお米など、新しいお米の品種を作ろうと研究をかさね、稲敷市でも新しい品種を開発することに協力しました。